【2009/09/09 original author WATANABE】
JOBLOGやSTCログを保管したい、ということはよくあります。変更作業などをしたときには、作業が滞りなく問題なく終わりましたよ、という証拠にもなります。
ひとつずつなら、SDSFで表示中のSYSOUTをデータセットに取り込むの記事にあるとおり、PRINTコマンドを利用したり、XDCコマンドを利用する、ということになりますが、ある程度の量のJOBLOGを保管する、となると大変です。そんなときのために、まとめて保管する方法をご紹介します。
まずは、保管したいものだけが表示されるように、うまく調整します。”PRINT D”というコマンドを実行します。
下記の画面に遷移します。出力先のデータセットを保管するための情報を入力しましょう。ここでは、新規にデータセットを作成していますが、JOBLOGを保管するためのPOデータセットを別に用意しておくと管理が楽になるのでおすすめです。
右上に”PRINT OPENED”と出れば、書き込みをする準備ができています。保管したいJOBLOGを”//”と”//X”で囲んでエンターキーを押します。
*1JOBずつなら、保管したいJOBのところで”X”を打つこともできますが、まとめて保管がテーマですので。
右上に”?LINES PRINTED”と出れば、指定されたデータセットに書き込みがされています。問題なければ、”PRINT CLOSE”コマンドを実行します。
これで、まとめてJOBLOGの保管ができました。この方法を使うと楽にJOBLOGをまとめて保管できるのですが、同じJOB名があると探しにくくなります。同じJOB名が大量にある場合は、どの作業が、どのJOB名,JOB番号のものかがわかるようにしておいた方がいいでしょう。
【2009/09/09 original author WATANABE】