【2009/09/03 original author WATANABE】
LNKLSTに登録したデータセットは、LLA,XCFASなどといったタスクがアロケーションしてしまい、データセットの削除・リネームなどができなくなります。そんなときには、以下のコマンドを実行してアロケーションを外しましょう。
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P LLA SETPROG LNKLST,UNALLOCATE |
これで、LNKLSTに登録したデータセットのアロケーションが、外れます。削除やリネーム・データセットの再作成などを実施しましょう。作業が終わったら、下記のコマンドで元に戻します。元に戻すのを忘れないようにしましょう。
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SETPROG LNKLST,ALLOCATE S LLA,SUB=MSTR |
※補足
上記コマンドを打っても、LINKライブラリーにアクセスできなくなることはありません。例えばLLAであれば、メンバーディレクトリのアクセスはメモリー上のキャッシュではなく、データセットにI/Oが出るだけで、モジュールのローディング自体は可能です。SYS1.LINKLIBにメンバーを追加したり更新したりは、普段の運用ではまずありませんが、ユーザーリンクライブラリでは、x37でメンバー追加や更新ができなることはあり得ます。その場合、DISP=SHRを指定し、IEBCOPYで圧縮する方法もありですが、一旦アロケーションをはずせば、DISP=OLDで圧縮できます。
【2009/09/03 original author WATANABE】