SDSFで表示中のSYSOUTをデータセットに取り込む

SDSFでSYSOUTの内容を見ているときに、そのプリント・アウトをデータセットに保存したいと思ったらコマンドで簡単にできます。パネルのCOMMAND INPUT ===> フィールドに、以下のコマンドを順番に打てばよいです。

  • PT ODSN 'dataset(member)'
  • PT
  • PT CLOSE

出力先データセットが順次編成なら、datasetだけを指定して(member)は指定しません。データセットのレコード形式は、RECFM=VBがいいでしょう。LRECLは適当でかまいません。印刷リストなら、121または133以上でしょうが、きっちり決めることはなく、例えば、200とかにしてしまってかまいません。実際のレコードの長さで格納されます(そのためにRECFM=VBにしています)。少し大きめの区分データセットを用意して、その中にメンバーで格納するのが便利です。

ジョブ・リスト、SYSOUT(DD名)リスト・パネルであれば、PTコマンドではなく、NPフィールドにアクション文字「XDC」を入力してもよいでしょう。その場合、出力先データセットは、続いて表示されるパネルで指定できます。