すべてのボリューム上のデータセット一覧を作る

ボリューム内のデータセットの一覧リスト(VTOCリスト)を必要とする場合があります。IEHLISTやISPF3.4(DSLIST)を利用することもできますが、AMSユーティリティーのDCOLLECT機能を使って、ボリューム内のデータセット情報を収集して、ソート・ユーティリティーで編集するサンプルを紹介します。

1つのボリュームだけでなく、複数のボリュームにまたがってリストを作成する場合、ボリューム名に総称文字*を使うことで、複数のボリュームを一度に検索できます。ISPFのDSLISTでもボリューム名に総称文字が利用できますが、対象のボリューム数が多いと、時間が掛かります。ISPFのDSLISTサービスをバッチ・セッションで実行する方法もありますが、ここではAMSのDCOLLECTコマンドを使ってみます。

全オンライン・ボリューム上のデータセット・リスト(VTOCリスト)を作成する

最初のステップは、AMSのDCOLLECTです。VOLUME名に * を1つ指定することで、すべてのオンライン・ボリュームを示しています。DATA*とすれば、ボリューム名DATAxxが対象になります。

次のステップで、DCOLLECTの出力レコードをDSN順にソートして、簡単な編集を行います。そのままSYSOUTに出力してもかまいませんが、さらに次のステップでICETOOLを使い、レポート形式に編集してからSYSOUTに出力します。

DCOLLECTではデータセット・スペース量がトラック数ではなく、キロバイトに換算されたスペース量で格納されるため、ISPFのDSLISTのスペース量表示とは異なります。しかし、DCOLLECTのレコードにはかなり細かい情報も入りますので、必要なものを選択して、SORTやICETOOLを使って編集することができます。必要に応じてDSLISTやDCOLLECTを使い分ければいいでしょう。

すべてのボリュームを対象にしてデータセットのリストを作成すれば、SORTと組み合わせて重複データセットをピックアップしたり、容量の大きなもの、アクセスされていないもの、などをランク付けすることもできます。いろいろと工夫してみて下さい。