TASIDはIBM社が提供するMVS(z/OS)のシステム動作状況をTSO端末上でモニターすることができる無料のプログラムです。
SDSFのDAパネルを拡張したようなもので、ジョブやアドレス空間の状況だけでなく、ENQ競合、仮想ストレージ内容の表示、アクティブデバイスの一覧、DASDの空きスペース状況、仮想ストレージ・マップなどなどかなりディープな情報を知ることができます。使いこなすにはMVSの内部構造や機能に関する知識をそれなりに必要としますが、システムプログラマーや運用担当者であればインストールしておくと便利なツールです。
ダウンロードはこちらからできます。TASID V5.21 tool
ISPFパネルモジュールがTASID本体に組み込まれたものと、プログラムとパネルがセパレートされているものと2種類あります。パネル組み込み版がインストールが簡単です。