【2009/09/21 original author WATANABE】
メインフレーム助け合いボード(掲示板)(廃止済み)で、何回か話題となっている区分データセットの索引情報印刷ですが、いくつか対応する方法があります。
索引リストの印刷に回答がありますが、ISPFのオペレーションだけで情報を印刷する方法をご紹介します。(掲示板サイトは廃止済みにつき閲覧できません)
ISPF3.1画面を利用する場合は、データセット名を指定し、オプションに”X”を入力しエンターを押します。
ISPF3.4画面を利用する場合は、データセット名を表示し、”PX”を入力しエンターを押します。
上記のどちらかのオペレーションを実施したら、ISPFからいったん抜けてください。注意点としては、抜けるときに表示される画面のリストオプションの処理オプションを、4にすることです。3にしてしまうと、せっかく印刷した結果の入っているデータセットが見られなくなってしまいます。
下記の画面のように”userid.spf?.LIST”のデータセットが保管された旨の表示が出るはずです。このデータセットを覚えておきます。
再度、ISPFに入るか、TSOにログオンし直してください。先ほど出力された結果のデータセットを開いてみると、このように索引情報が印刷されています。
また、IEHLISTユーティリティを利用して、情報を印刷することもできます。
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//jobname JOB ... //IEHLIST EXEC PGM=IEHLIST //SYSPRINT DD SYSOUT=* //DD1 DD UNIT=SYSDA,VOL=SER=TSTVOL,DISP=OLD //SYSIN DD * LISTPDS VOL=SYSDA=TSTVOL,DSNAME=TESTUSR.JCL /* |
ただし、以下のように出力されるため、ほしい情報が取得できない場合があります。
バッチで情報を取得する場合は、索引リストの印刷の回答(掲示板サイトは廃止済みにつき閲覧できません)のようにISPFサービスを利用する方が望ましいでしょう。
【2009/09/21 original author WATANABE】