IPL時点のSYSLOG表示

【2009/08/29 original author WATANABE】

システム変更をした後に、エラーが出ていないかIPL時のSYSLOGをSDSFで確認したいことはよくあります。SYSLOGには、様々なメッセージが記録されているため、なかなかIPLを開始したログにたどりつけません。”CLPA”オプションつきでIPLした場合は、”CLPA”というキーワードで探すこともできますが、必ずしも”CLPA”オプションをつけてIPLするとは限りません。
そんなときには、コマンド行に”L 0″(エル ゼロ)と入れましょう。瞬時にIPLした時点のログを表示してくれます。もう一回、コマンド行に”L 0″を打つと、その前のIPL時点のログが表示されます。
IPL後にWRITELOG(W)コマンドを使用してSYSLOGを SYSOUTに書き出してしまった時には、注意が必要です。ライン数がクリアされてしまうために、このコマンドを実行してもWRITELOG(W)コマンドを実行した時点に飛ぶことになります。

【2009/08/29 original author WATANABE】