08. ジョブ・グループの例④

【2017/04/02 original author KAMII】

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グループ内のジョブおよびジョブセットも、先行するジョブの終了状態や完了コードによって実行を制御することができます。GJOBステートメントとJOBSETステートメントのFLUSHTYPパラメーターによって、先行する親ジョブがすべてフラッシュした場合に後続のジョブ/ジョブセットをフラッシュするか(FLUSHTYP=ALLFLUSH)、先行する親ジョブのいずれか1つがフラッシュした場合に後続のジョブ/ジョブセットをフラッシュするか(FLUSHTYP=ANYFLUSH)を指定することができます。また、AFTERステートメントにWHENパラメーター(EXECステートメントのCONDパラメーターに相当)を指定して先行するジョブの完了コードをテストすることもできます。
この例では、ジョブVは先行するジョブセット6内のジョブのどれか1つでもフラッシュしたら実行されません。また、ジョブセット7は先行するジョブVがノーマルエンドの場合(完了コードは問わない)に実行され、ジョブセット8は先行するジョブVがABENDした場合に実行されます。ジョブVがABENDするかしないかで後続するジョブを変更するようなことができます。

「9.ジョブ・グループの実行」に続く。

【2017/04/02 original author KAMII】