POSTCC(完了コード設定プログラム)

POSTCCはパラメーターで指定された値を完了コードにして終了するプログラムです。実用的な処理は何もしません。好きなコードで終了するIEFBR14みたいなものです。JCLのCONDパラメーターのテストや、CLISTのERRORステートメント、&LASTCC変数の動きのテストなど、セルフスタディ用に使って下さい。
汎用に作ってあるので、z/OS以外のMSP、VOS3でも動作するはずです。MVS3.8でも動きます。またバッチ、TSOのいずれでも動作します。

プログラムの登録

オブジェクトモジュールをバイナリー・アップロードして、このJCLを参考にリンケージエディターを実行します。オブジェクトモジュールはここからダウンロードできます。»»» 「postcc.obj」

JCLで使う

終了時に設定させたい完了コードを、PARMパラメーターまたはSYSIN DD文で指定します(PARMパラメーターが優先)。

一定時間タイマー停止させることもできます。完了コードの前に Wnn パラメーターを追加します。nnは停止時間を秒単位で指定します。W10は、10秒間停止してから指定の完了コードで終了します。

TSOで使う

TSOでは完了コードのパラメーターを省略すると、端末からの入力待ちとなります。プロンプトは出ないのでカーソル位置に直接コード値を入力します。

ソースプログラム(アセンブラ)も添付しますので、必要ならばご自由に改造して下さい。»»» 「POSTCC.txt」