10.1 データセットを割り振る(DYNALLOC)
MVSではプログラムがアクセスするデータセットは、ジョブを実行するJCLのDDステートメントで予め定義しておくのが一般的です。バッチ処理においては、殆どのジョブがDDステートメントによる事前の定義を行っています。 しかし …
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MVSではプログラムがアクセスするデータセットは、ジョブを実行するJCLのDDステートメントで予め定義しておくのが一般的です。バッチ処理においては、殆どのジョブがDDステートメントによる事前の定義を行っています。 しかし …
プログラムを実行するには、JCLを作成して使用するデータセットに対応したDDステートメントを定義します。DDステートメントにどのようなパラメーターが定義されているかによって、プログラムの動きを変えたりアクセスするデータセ …
バッチやTSOなど動く環境を固定しないで、呼び出された環境に応じてメッセージを出力するサブルーチンを作るような場合に使えます。TSO環境でメッセージを出力する際はTPUTが使えますが、バッチTSO環境でSYSTSPRTに …
一般的には、1つのメッセージが1つのWTOマクロによって出力されますが、オペレータ・コマンドの処理結果など、プログラムの処理結果を複数のメッセージで構成して出力したいこともよくあります。出したいメッセージが10行分あるな …
業務用アプリケーションでは、誤ったデータによる演算の結果、プログラムが異常終了することがしばしば起こります。プログラム・ロジックには問題がないのにデータが原因でプログラム割込みが引き起こされるためです。このようなことを防 …
プログラムがコンソール・オペレーターと通信(対話)を行うには2つの方法があります。1つは、メッセージを出力してそのメッセージに対する応答を受け取る方法です。もう1つは、メッセージとは無関係にオペレーターがMODIFYコマ …
リエントラント・プログラムでは、書き込みを行うレジスター保管域や作業域はプログラムの外に確保するためGETMAINとFREEMAINマクロを利用します。しかし、頻繁に呼び出されるモジュールでは、呼び出しの度にこれらの領域 …
ハウスキーピング(プログラム冒頭での呼び出し元レジスター内容の保管やベースアドレスの設定処理)の処理にはプログラマーによっていろいろな方法が使われますが、基本は「リンケージ規約の遵守」です。決まり切った手順でもあるので一 …
システム系プログラムでは、「いつ来るかわからない」「いつ終わるかわからない」といった事象(イベント)を待ち合わせることは多々あります。メインフレームでもイベントが発生あるいは終了するまで、来たか?来たか?、終わったか?終 …
プログラムのローディングと実行は、一般のプログラムでも身近な機能です。規模の大きなプログラムでは、複数のモジュールに分割して開発、管理及び保守が行われます。この記事では、複数のモジュールで構成されるプログラムの処理に関す …