03.3 ENQされているリソースを求める(GQSCAN)
システム内でどのようなENQが発行されているかを知りたい場合があります。初期のMVSでは、ENQ情報はQCBとQELというコントロール・ブロックで管理され共通域に展開されていましたが、現在ではGRS(Global Res …
こんな時代に今さらメインフレーム・コンピューターに取り組むハメになった人々のためのセルフスタディ・サイトです。Copyright © 2008-2024 ARTECEED Co.,Ltd.
システム内でどのようなENQが発行されているかを知りたい場合があります。初期のMVSでは、ENQ情報はQCBとQELというコントロール・ブロックで管理され共通域に展開されていましたが、現在ではGRS(Global Res …
コンソールをプログラムでハンドリングしたいという要望は古くからありました。SDSFのような対話型の操作ツールに乏しかった当時、コンソールはOSを操作する上で最も基本となるデバイスでした。専門のオペレーターをコンソールに配 …
複数のジョブで構成されるソフトウェアあるいはジョブをまたがってデータをやり取りするようなソフトウェア(例えば通信サーバー、データベースなど)では、共通域を使ってデータをやり取りすることができます。多重アドレス空間のMVS …
プログラムが仮想記憶内のどの領域をGETMAINしているかをマッピングすることができます。一般のプログラムでは殆ど必要とされませんが、サーバー・プログラムなどで自分が使用しているリソース量の詳細を得る機能などを実装する場 …
EVENTSマクロによって複数のECBをFIFOで処理することができます。複数のECBにPOSTされている状態でも、WAIT=YES指定のEVENTSマクロ発行毎に完了済みのECBが順番に通知されます。しかし、同時に多く …
非同期事象(「いつ来るかわからない」「いつ終わるかわからない」といった事象)の待ち合わせを行うAPIとして、基礎編ではWAITマクロを解説しました。1つ又は数個のイベントを待ち合わせる場合は、WAITマクロが利用できます …
ATTACHマクロのEPまたはEPLOCキーワードで指定できるのは、ロードモジュール・メンバーの名前です。したがって、この点だけで考えるとATTACHできるのはLINKやXCTLのように独立したロードモジュールになってい …
MVS(z/OS)は、マルチ・タスクのオペレーティング・システムです。一般のアプリケーションでも、複数のタスクに処理を振り分けることでより実行効率のよいプログラム構造を持つこともできます。同時に複数のイベント(処理要求) …
ESTAEは、プログラム独自のリカバリー環境を作成するためのAPIです。リカバリーとは、プログラムが異常終了する際に行われる一連の回復手順です。ESTAEを使用すれば、プログラムは異常終了の発生を受け取り、必要な診断情報 …
一般的には、1つのメッセージが1つのWTOマクロによって出力されますが、オペレータ・コマンドの処理結果など、プログラムの処理結果を複数のメッセージで構成して出力したいこともよくあります。出したいメッセージが10行分あるな …